2007年04月21日

花組芝居「かぶき座の怪人」を見る

花組芝居「かぶき座の怪人」を見る

加納さんはやっぱり巧い。
最後に消えるシーンで、照明効果もあるが、役者の芝居で見せたのがスバラシイ。前半のヘンテコ衣装の加納さんもリアルにオバサンぽいが、最後の着物姿が非常に良い。

怪人の芝居が細かいのにうけた。ってか、隣で真剣なシーンをやっているから、うけちゃイケナイような気もするが、見ちゃうなあ。あれ。

演出としては、上下+提灯の踊りなんかが面白い。花組の良さは、衣装の華やかさもあるよな、と再認識した。
衣装は、凝ってない劇団もあるが、芝居は娯楽なんだから、そこは凝るべきだと思う。
花組のセンスは、正直、音楽が妙なところはあるけれど、舞台や衣装の華やかさ、体感させる、と言う意味に置いては、物凄く好きだ。
「芝居」って何かを考える舞台だと思う。

作に関しては、縦軸がしっかりしてないのが残念だ。九重八重子とロン毛のオッサンとの関係を、しっかりとした軸にしないと、アチコチ飛ぶ時に、ふらついている。
そして、怪人の思いも曖昧。怪人が歌舞伎を思う気持ちが表れる事件が何か欲しい。そこがしっかりしてないと、八重子が引き継ぐところが生きてこない。
上記の軸がしっかりしてないせいで、オッサンの公演と八重子の公演の切り替えが判りづらい。
折角、3本の話があって、絡み合っていく構成なのだから、ハッキリとした切り替えが欲しい。

台本としては、少し盛り込みすぎなのかなあ…。

posted by 國王 at 02:34| ウィーン ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居ヲ見ル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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