うかれ大将は、軍役が終了して、4クロイツァーと一つのパンだけを貰って、トボトボと歩いている。すると乞食(本当は聖ペテロ)に出会う。
全財産が4クロイツァーとパンなのだから、普通の真っ当な人間なら施しをしないのだが、そこがうかれ大将の良いところ。1クロイツァーとパンの1/4を乞食にやる。
その後、2回も別の乞食(全部聖ペテロの変装)に施しをし、とうとう1クロイツァーとパンの1/4のみになった大将は飲み屋で1クロイツァーを使ってパンも平らげる。
飲み屋から出るとまたも別の乞食と遭遇。( ̄д ̄)当然、聖ペテロの変装。
この後、聖ペテロとうかれ大将の二人づれの旅が始まります。
二人は聖ペテロの超能力(医者のまねごと)で稼ぐのですが、お礼に貰った子羊を、俺が帰ってくるまで食うなと言われていたのに、意地汚い大将は心臓を食べてしまいます。
帰ってくる聖ペテロ。心臓だけをくれ、それ以外はいらないと言う。
それに対して、うかれ大将曰く「まぬけな話じゃないか。大の男が二人して子羊の心臓を探すだなんて。そうだよ。子羊には心臓はなかったんだよ。二人してそこに気が付かなかったとはなあ」
お前が食ったんだろ!!( ̄д ̄)よくもまあイケシャーシャーと。
(-_-)
その後、川で溺れさせられそうになって、白状しろと言われますが、うかれ大将は頑として容疑を認めない。
あっぱれです。(-_-)
あまりに頑固なので、聖ペテロは白状させることを諦めました。
この後も色々とあり、愛想をつかした聖ペテロは、別れ際に何故かこんなイイカゲンな事をしたり、嘘を付いたり、お金をぱっぱと使って素寒貧になる大将が生活に困らないように、大将が望んだものが大将のリュックに入るように魔法をかけてくれます。
つまり、「あの戸棚の鵞鳥よ、俺様のリュックにへえれ!!」と言うと、がちょうがテレポートしてリュックに入るわけですな。
聖ペテロによる万引きの奨励です。(-_-)
(ちなみに、鵞鳥を二匹せしめて、一匹は徒弟達にやってしまうのだが、鵞鳥が無くなったことに気付いた店の店主が大将ではなく、徒弟を泥棒扱いしてボコボコに殴る)
魔法のリュックを使って悪魔退治などということもしたうかれ大将ですが、サスガに寿命というものがあるのでお亡くなりになります。
すると、目の前に「一本は広くて歩くのも楽だが、地獄へ通ずる道。もう一本は狭くて険しいが、天国へ通ずる道」が出てきます。
大将は当然、狭くて険しい道を進むのは阿呆のやることだと言って、地獄へ向かいます。(-_-)
大将はいろんな意味で大物だよな。
すると、地獄の門番は、以前叩きのめした悪魔であり、「とっととどっかに行っちまえ」と
地獄に入れて貰えません。(-_-)
そこでシブシブ、険しい道を辿って天国へ行くも、そこの門番である聖ペテロにもやっぱり入れて貰えません。
地獄からも天国からも断られるうかれ大将…(-_-)
そこで、うかれ大将は、「おめえさんに貰った物だからけえす」と殊勝なことを言って、聖ペテロに何でも入るリュックを返します。
これが罠。
( ̄д ̄)
リュックが天国の門をくぐった瞬間に「俺様よ!リュックへへえれ!!」と言って、まんまと天国の中に入ったのでした。
いやあ。(-_-)悪い奴だよね。
悪人礼賛だよ。
ワガハイの尊敬するスズキコージ氏によるうかれ大将の絵を真似して描いてみた。
お前が悪魔だと言うようなお顔ですな。
ある意味、スズキコージによって描かれるべき人物だ。
興味のある人はグリムを読んでみるよろし。
グリム童話で検索したら出てきた世界観に関する考察ブログ記事→
Tinkle-Tinkleさん
ハトキャンプさん
長靴を履いた猫の切手があるらしい→
YAKONEKO ROOM
(↑このブログの猫切手コレクションはかっちょいいぞ!!猫切手だらけだ!!)



